フルメンバーのA代表では初出場のMF板倉滉(フローニンゲン)

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[9.5 キリンチャレンジ杯 日本2-0パラグアイ カシマ]

 結果には影響しなかったものの、ほろ苦い初陣だった。日本代表MF板倉滉(フローニンゲン)はキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦の後半31分、ボランチの一角で途中出場。コパ・アメリカ組から昇格し、フルメンバーのA代表では初出場を果たしたものの、立ち上がりからパスミスを連発するなど流れに乗れなかった。

 森保一監督の指令は「ゲームを締めてこい」とシンプル。しかし、大黒柱であるMF柴崎岳(デポルティボ)との交代だったこともあり、停滞感は明らかだった。自身のパフォーマンスを振り返った五輪世代の22歳は「あの時間帯であのポジションでミスを繰り返すと、チームは良い方向にいかないし、反省しないといけない」と語った。

 所属先のフローニンゲンではセンターバックを務めているが、日本代表では2試合に出場したコパ・アメリカに続いてボランチ起用。「視野の確保に違いはあるけど関係ない。DFからボランチになって、相手のプレッシャーは強くなるし、状況判断をしながらやっていかないといけない」と言い訳するつもりはない。

 ならば、この教訓を少しでも今後の代表生活に活かしていくしかない。「入りが課題というか、周りを見ることは意識していたが、もっともっと周りを見て状況判断を早くしたい」と課題を語った板倉は「このまま終わると次はない」と現状を見据え、カタールW杯アジア2次予選初陣の地ミャンマーでアピールする構えだ。

(取材・文 竹内達也)