MF久保建英(マジョルカ)の決定機を導いた日本代表MF原口元気(ハノーファー)

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[9.5 キリンチャレンジ杯 日本2-0パラグアイ カシマ]

 後半からピッチに立った日本代表MF原口元気(ハノーファー)は、果敢なドリブル突破と意表を突いた横パスで決定機を次々と導いた。それでも「いい試合だったので流れをうまく持っていきたかった。カウンターのチャンスはあったし、3点目を取り切らないといけなかった」と述べ、無得点に終わったことを悔やんだ。

 2-0で迎えた後半開始時、森保一監督は両サイドハーフへのテコ入れを決断した。投入したのは原口とMF久保建英(マジョルカ)。同時にDF植田直通(セルクル・ブルージュ)を入れ、センターバックを務めていたDF冨安健洋(ボローニャ)も右サイドバックに回ったことで、サイドの顔触れは大きく変化した。

 すると、原口から久保へのパスで絶好機が次々に生み出された。まずは後半5分、左サイドを駆け上がった原口がペナルティエリア左に切れ込み、マイナス方向へのパスで久保にピタリ。28分にも、相手が食いついてきたところで同様の形から久保にボールが渡り、シュートシーンに結びついた。

 しかし、いずれのシュートもゴールには至らず。チャンスを演出した原口は「必然的に突っかければ逆サイドの建英がフリーになる。建英を見ていたわけではなくて、たまたま僕が見つけたスペースに建英が入ってきた。そのシーンは何回かあったけど、そのシーンが3点目、4点目につながれば良かった」と振り返った。

 もっとも、そうした反省は「久保のシュートが決まっていれば」という意味ではないようだ。

「自分でいきたかったけど、前半から見ていてもボールを持つ選手に食いつきがよく、突っかけた時は2人くらい集まってくるので、うまく空いてる選手に出すことはできてはいたけど、できれば自分で結果が欲しかったので、打ちたかったというのはある」。

 そう語った原口はシュート0本。「建英とかが持った時に僕が点が欲しくて中に入りすぎていた部分があったので、そこらへんはもうちょっと張っておけば良かったと思う。そのバランス。欲しいからこそ、中へ中へとなってしまった部分が多かった」と反省を語った。

(取材・文 竹内達也)