来年に迫った南米予選のため、いくつか調整を行ないたいと考えていたようだが…。 (C) SOCCER DIGEST

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 キリンチャレンジカップの日本代表対パラグアイ代表が9月5日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、2対0で日本が勝利した。

 日本は前半に大迫勇也、南野拓実が1ゴールずつ決めると、後半は先発から6人を入れ替え、18歳の久保建英らを投入。追加点を挙げることはなかったが、パラグアイに主導権を奪われることなく、クリーンシートの勝利を収めた。

 来年に控えるワールドカップ南米予選に向けた強化試合として、地元パラグアイでも日本戦の注目度は高かったようだ。現地紙『Misiones』電子版は「日本人はボールを多く持ち、我々よりもはるかに優れた完成度を誇り、赤白軍団を鮮やかに打ち負かした」と速報で伝えた。

「我々のチームよりもはるかに優れた日本人のチームに比べて、パラグアイは多くの欠陥を示した。監督にはこれから、山ほど仕事が待っていると言えるだろう。『ESPN』によれば、パラグアイが放った枠内シュートはたった3本だ」

 さらに、日本のプレーについては惜しみなく称賛を送っている。

「日本はパラグアイよりも素早く攻撃を展開した。それに比べてパラグアイの前線は簡単にボールを失い、23分には大迫にゴールを許した。30分には左サイドの中島翔哉のナイスプレーから酒井宏樹が折り返し、中央の南野拓実がゴールをゲット。実に鮮やかだ。

 その後、36分にはデルリス・ゴンサレスとブライアン・サムディオの良いコンビネーションからコントロールされたシュートを放つ場面があったが、これはパラグアイにとって、試合を通して唯一の得点のチャンスだった」

 また、試合を見守っていたパラグアイのサポーターも落胆ぶりを隠せない。

「日本は、僕らが望んでいたことを実現している。コパ・アメリカの後から続く不調のまま予選に突入しても勝てるわけがない」
「理想的なサッカーを見せてもらえたけれど、日本のようなスピードがあってコンパクトなサッカーは僕らには無理だ…。僕らは僕らの価値を高める方法を考えるしかない」
「ブライアン・サムディオの調子が良かったことだ唯一の救いだ…」

 パラグアイは今後、9月11日にはヨルダンとのテストマッチを行なう。コパ・アメリカの準々決勝でブラジルに敗れてからというもの、いまいち調子の上がり切らないパラグアイ代表チーム。今後はよりいっそう、エドゥアルド・ベリッソ監督の手腕が問われることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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