パラグアイ戦の後半開始から出場した久保。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 キリンチャレンジカップの日本代表対パラグアイ代表は9月5日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、2対0で日本が勝利を収めた。

 日本は、コパ・アメリカ(南米選手権)8強の強豪・パラグアイを相手に立ち上がりから互角の展開を見せた。互いに後方から丁寧なビルドアップで相手の隙を窺いつつ、縦への鋭い攻撃で打開を図るが、ともに堅守でゴールに鍵をかける。

 しかし、徐々に日本が攻勢の流れを掴むと、先制ゴールは23分。中島翔哉の巧みなワンタッチパスを起点に、左サイドを駆け上がった長友佑都に展開。長友がグラウンダーの鋭いクロスを供給すると、ニアサイドに走り込んだ大迫勇也が左足で叩き込んだ。日本がエースの先制弾で1点をリードする。

 先制点で勢いが生まれた日本はさらに25分、中島と南野拓実の粘り強いボールコントロールと連係プレーから、堂安律に決定的なラストパスが通る。しかし1対1を迎えた堂安のシュートは、相手GKの好守に阻まれた。

 チャンスを逸した日本だったが29分、再び左サイドの中島を起点に、右サイドへ展開すると、駆け上がった酒井宏樹からのクロスに合わせたのは南野。落ち着いて右足で押し込み、日本が追加点を挙げた。2対0と日本がリードを広げる。

 その後は2点のビハインドを負ったパラグアイも反撃に打って出るが、GK権田修一が再三の好セーブでゴールを死守。前半は日本が2対0とリードして終了した。
 
 後半、日本は堂安に代えて久保建英を投入。さらに酒井に代えて植田直通、中島に代えて原口元気を投入してスタートした。最終ラインは右サイドバックに冨安、センターバックに植田が入った。

 立ち上がり、2点を失ったパラグアイは前半以上の激しい当たりで日本にプレッシャーを掛けてくる。しかし、日本も局面での戦いで引くことなくアグレッシブな姿勢を見せ、パラグアイを押し返していく。
 
 そんななか、輝きを放ったのは18歳の久保だ。右サイドでパスを受けると、パラグアイ守備陣の包囲網を細かいボールタッチでかわし、チャンスの起点となった。58分には原口からのパスに合わせるも相手DFのブロックに遭い、ゴールとはならず。さらに、63分には直接FKからゴールを狙ったが、相手GKの好守に阻まれた。

 69分にも久保にビッグチャンスが訪れる。柴崎からのスルーパスに抜け出すと、ペナルティエリア右に侵入するや、素早いターンから左足を一閃。強烈なシュートはしかし、クロスバーを直撃し、またしてもゴールを捉え切れなかった。

  その後、日本は大迫に代えて永井謙佑、長友に代えて安西幸輝を起用。日本は安定した試合運びでパラグアイに得点を許さず、2対0のままタイムアップ。日本が南米の強豪、パラグアイから勝利を収めた。久保は最年少ゴールこそ奪えなかったものの、随所に輝きを放ってみせた。

 日本は9月10日、敵地でワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦を迎える。

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