未所属のままヨーロッパシーズンの開幕を迎えた本田。果たして新天地はどこになるのか。 (C) Getty Images

写真拡大

 来年の東京五輪出場を目指すと公言している本田圭佑は、ヨーロッパで所属クラブを探している。ただ、イタリアに戻ることはないようだ。

 現地時間9月4日、本田はイタリアのウェブサイト『Tuttomercatoweb.com』の独占インタビューに応じ、改めて五輪出場に意欲を見せたうえで、セリエA復帰はないとの見解を示した。

 オーストラリア・リーグ、メルボルン・ビクトリーとの契約を満了し、フリーとなっている本田。未だ新天地が見つかっていないが、「新しいクラブを探している。できれば欧州で」と希望を明かした。

「次のオリンピックで日本代表の一員となるために、まだプレーしていたい。母国での、東京でのオリンピックだ。オーバーエイジ枠で代表入りすることが、自分の目標だから」

 実は、今夏の移籍市場において、本田はセリエAに昇格した部ブレッシャへの移籍が噂されていた。2014年から17年まで過ごしたミランでも同僚だったマリオ・バロテッリが加入したクラブだ。

 だが、本田は「分からない。考えなければいけないとは思うけれど、セリエAで再びプレーすることはないと思う」と回答。そして、イタリア時代をこう振り返っている。

「いろいろな思い出がある。素晴らしいものも、そうでないものもね。イタリアで過ごした3年半で数々の困難に出くわし、それでも乗り越えたことを覚えているよ」

 そして、今季からイタリアでは冨安健洋がプレーしていることには「素晴らしい知らせ」と称えた。ボローニャで早くも高く評価されている“後輩”へ「彼にとって最高のスタートだね。心からイタリアでうまくやれることを願っている」とエールを送っている。

 本田は昨季、オーストラリアでプレーする傍ら、カンボジア代表の“実質的な”監督に就任しており、現在はワールドカップ二次予選に挑む同チームに帯同している。

 早くも指導者としての歩みも進めている自身の将来的なことは不透明としたうえで、本田は「サッカークラブのマネジャーのように、サッカーにビジネスとしてかかわりたいと思っている」ともコメント。

 すでに開催まで1年を切った東京五輪へ向けて、そしてその後の人生のために、本田はどんな選択をするのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部