右サイド起用も受けれる構えを見せたヴィニシウス photo/Gettty Images

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近年、サッカー界では逆足のアタッカーが増えた。右利きの選手を左サイド、左利きの選手を右サイドに配置することで、ウイングの選手がゴールに直結する動きをする機会が増加。もちろん例外もあるが、かつてクロス供給を生業としていたポジションの役割に変化が生じている。いまやウイングは、現代サッカーにおける“花形”のポジションと言っても過言ではない。

しかし、花形は競争が激しいからこその花形。優秀な選手が2人いても、同じポジションでそれらの選手を同時起用することは不可能だ。どちらかの選手は控えに回るか、別のポジションで生き残る道を見つけなければならない。

そして今、まさにそんな状況に立たされているのがレアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールだろう。昨季ブレイクを果たした新星アタッカーは、チェルシーからFWエデン・アザールが加入したことにより逆境に立たされている。しかし、ヴィニシウス本人は左サイドにこだわりを見せつつも、逆サイドでのプレイを受け入れる構えのようだ。スペイン『as』が伝えている。

「右利きならどんな選手だって、アザールのように左サイドでプレイするのが好きだ。僕もそうさ。でもそれぞれ特徴が違うから、最終的にはコーチがポジションを決める。僕の新しいポジションである右サイドは、左サイドよりもはるかに難しい。だからジダンにはトレーニングの段階で僕をそこに配置するよう頼んでいるよ。左右どちらでもプレイできれば、レアルにおいても代表においても役に立つからね」

ヴィニシウスは19歳と若いながらも、チームのために右サイドでプレイすることを受け入れている。ジダン監督も彼が見せるこの姿勢には大いに助けられていることだろう。

だが、ヴィニシウスも完全に左サイドをあきらめたわけではないはず。右サイドで結果を残せば、ゆくゆくは本職での起用も増えてくることだろう。今は我慢の時だが、いずれこの経験が役に立つ日は来るはずだ。

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