野村直矢(手前)にヒザ蹴りを見舞う宮原健斗=後楽園ホール

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 「プロレス・全日本」(3日、後楽園ホール)

 三冠ヘビー級選手権試合は王者の宮原健斗が野村直矢を破り、7度目の防衛に成功。7日に開幕する王道トーナメント優勝と今年中に最多記録の10度防衛を更新することを宣言した。

 3月にも野村の挑戦を退けている宮原。初戴冠に燃える挑戦者が繰り出す断崖式のDDTとバックドロップなどの荒技に苦しめられたが、雪崩式原爆、ヒザ蹴りのブラックアウトなどで応戦する。一進一退の熱闘は終盤、宮原が野村に新技の裏スピアー、フィニッシュ技のマキシマムをたたみ掛けられるが辛くもカウント2・9で脱出。追撃の旋回式マキシマムも浴びる寸前で切り抜け、再度の繰り出したマキシマムも逃れると、必殺のシャットダウンスープレックスホールドにつないでねじ伏せた。

 試合後、両者はともにしばらく立ち上がれなかったが、宮原はマイクを持つと「今日でV7。宮原健斗は最多防衛記録を狙っている。オレは過去V8が最高だ。記録的には3位らしい。3位はオレには似合わない」と、川田利明の持つ三冠王座10度防衛の最多記録更新を宣言した。

 インタビューでは「野村直矢、すげえ選手だ。オレが戦前に言った『俺にあって野村直矢にないもの』は探したかな。1つ見つかったか?」と上から目線ながら野村を評価。また、4月のチャンピオンカーニバルでは18年ぶりの三冠王者での優勝を果たしており、7月に開幕する王道トーナメントについても「オレしかいないでしょ」と優勝を宣言。「2019年の冠はすべてオレがいただく。そうやってスーパースター感を出して、もうスーパースターだけどな。最多防衛記録は夢じゃない。やらなきゃいけないんだ。2019年中にやる。王道トーナメント優勝するぞ」と不敵に言い放った。