合流初日を迎えた日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)

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 36歳で迎える自身4回目のワールドカップ予選。合宿合流初日の3日、年齢について問われた日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)は「僕は気にしない。周りから見たらそう見えると思うけど、自分は気にしないし、若い選手とやるのも楽しい」と笑顔で語った。

 南アフリカ、ブラジル、ロシアと3大会連続でW杯本大会のゴールを守った川島は、昨年9月の森保ジャパン発足以降、1年間にわたって代表チームを離れていた。ところが6月のキリンチャレンジ杯で再招集を果たすと、コパ・アメリカの代表チームにも参加。そのまま2試合でゴールを守り、衰えを感じさせないビッグセーブで窮地を救った。

「本当に時間が経つのは早いし、18年のW杯から1年が経ってまた次。キリンチャレンジ杯とコパ・アメリカがあって、若い選手がいろんな意味でこれから次のW杯に向けて成長していくと思うし、チームとしてもより大きく成長できる時間になる」。経験豊富な36歳は合流初日、さらりと「次の大会」への意識を語った。

 圧倒的なチーム最年長になったとはいえ、自身の姿勢は変わらない。「より経験があるので伝えられることもあると思うし、やれることもあると思うけど、選手としてやることは変わらない。チームの力が発揮できるようにチームの一員としてやっていきたい」と見据える先はレギュラー争いだ。

 6月のキリンチャレンジ杯2試合ではいずれもGKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)がフル出場。GK権田修一(ポルティモネンセ)と川島が所属先で出場機会を得られていないことを踏まえると、現状の序列は固まりつつある。ただ、そうした環境を「競争はチームを強くする上で間違いなく大事」と前向きに受け止める。

 目指すのはベテランとしての役割と、選手としての役割の両立だ。「自分自身も次に向かっていく中で、自分がやれることはこれまでと違う形になることはあるかもしれない。自分自身が挑戦してきた中で得られたことは、チームに最大限還元していきたい」。厳しい戦いが予想されるW杯予選、森保ジャパンは偉大な守護神とともにスタートを切る。

(取材・文 竹内達也)