笑顔でランニングするDF植田直通

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 慣れ親しんだグラウンドで汗を流した。昨年夏に鹿島からセルクル・ブルージュに移籍した日本代表DF植田直通が合宿2日目の練習から合流した。この日は古巣である鹿島の練習場でのトレーニング。5日のキリンチャレンジカップ・パラグアイ戦(カシマ)に向けても特別な思いを口にした。

「カシマスタジアムで試合できることはなかなかない。移籍している身で(カシマスタジアムで)試合をするには代表しかない。そのチャンスがあるということで、自分の成長を見せられるようにしたい」

 この日は合流初日とあってランニングなど軽めの調整となったが、MF久保建英、MF中島翔哉と談笑しながら並んで走る様子が目立っていた。6月のコパ・アメリカでも一緒に戦った2人は今夏にそれぞれレアル・マドリーからマジョルカ、ポルトと新天地へ移籍。会話の内容は「(移籍先の)街の話とか、ご飯の話とか」(植田)だそうで、和気あいあいとした雰囲気だった。

 コパ・アメリカが久々の代表活動だった植田だが、東京五輪世代が主体のチームの中で全3試合にフル出場。中島や久保ともそこで打ち解けたようだが、サッカーの面でも「若い選手が多かったけど、そこで得た経験はプラスになるものが多かった」と大いに刺激を受けた。

「そこ(コパ・アメリカ)で真剣勝負をやってシーズンに入ったことで、(クラブで)試合に出られているところもあると思う。(森保ジャパンの戦術は)染み付いているものもあるし、しっかりレベルアップさせていければ」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)