メキシコ代表での実績も十分なエルナンデス。ウェストハムからセビージャに移籍し、4年ぶりにラ・リーガに復帰した。 (C) Getty Images

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 現地時間9月2日、欧州主要リーグの今夏の移籍市場がクローズした。

 インテルからパリ・サンジェルマンに移籍したマウロ・イカルディをはじめ、ローマに移ったニコラ・カリニッチやヘンリク・ムヒタリアンや、フリーからナポリに加わったフェルナンド・ジョレンテなど、名手たちの“駆け込み”が目立った。

 ウェストハムからセビージャに移籍したメキシコ代表FWのハビエル・エルナンデスも移籍市場の最終日に話題を提供した一人だ。

 2017年の夏にレバークーゼンからウェストハムに加わったエルナンデスは、プレミアリーグ通算63試合で17得点を記録した。だが、今夏にフランクフルトから大型CFのセバスティアン・アレを獲得したことで、出場機会の減少が予想され、移籍先を探していた。

 メキシコ代表での実績も十分な31歳のストライカーの元には、複数クラブから関心が寄せられ、そのなかでもアトレティコ・マドリーからは正式なオファーも舞い込んでいたという。
 
 しかし、エルナンデスは優勝争いも期待できるアトレティコからのオファーを固辞し、ジュレン・ロペテギが率いるセビージャに加入。レアル・マドリーでプレーして以来4年ぶりにラ・リーガ復帰を決めた。

 なぜ、エルナンデスはセビージャを選んだのか? 「アトレティコを拒否した驚きの理由」としてスペイン誌『Don Balon』は、その真相を紹介している。

「エルナンデスが断わったのはサッカーの面ではなく個人的な理由によるものだ。マドリードには彼のかつて付き合っていたアンドレア・デュロとルシア・ビヤロンがいる。そのため、妻のサラ・コハンとの衝突を避けるべくメキシコ代表FWは、ディエゴ・シメオネ監督からの誘いを拒否したのだ」

 そして同誌は、「いずれにしてもエルナンデスはスペインでのプレーに運命を感じ、攻撃面で何かが欠けているロペテギのチームの解決策となるだろう」と期待を寄せている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部