移籍が決まった(左から)ヘンリク・ムヒタリアン、マウロ・イカルディ、ラダメル・ファルカオ・ガルシア、ケイロール・ナバスのコンボ写真(2019年9月3日作成)。(c)Ben STANSALL / Miguel MEDINA / CHARLY TRIBALLEAU / GABRIEL BOUYS / AFP

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【AFP=時事】今夏の欧州サッカー移籍市場が2日に最終日を迎え、期待された大型移籍は実現しなかったものの、数多くのローン移籍が決定した。

 有名選手ではマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)やニコラ・カリニッチ(Nikola Kalinic)、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)らがローン契約で新天地に活躍の場を移し、ケイロール・ナバス(Keylor Navas)やハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)は完全移籍を果たした。

 今年の移籍最終日は、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の移籍話を遮った。最終的にネイマールは切望していたFCバルセロナ(FC Barcelona)への復帰はかなわず、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に残留する見通しとなった。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とともにネイマールに関心を寄せていたレアル・マドリード(Real Madrid)は、結局PSG側と他の契約をまとめた。

 レアルで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を3度制した32歳のGKナバスがPSGに渡り、同チームの若手GKアルフォンス・アレオラ(Alphonse Areola)が、ローン契約でレアルに加入している。

 PSGはまた、インテル(Inter Milan)からFWイカルディを「買い取りオプション付き」のローン移籍で獲得した。イカルディは2017-18シーズンのセリエAで、他の選手と並び得点王に輝いた。しかし昨季はキャプテンを剥奪されると、全体練習から除外されるなどクラブともめ、インテルに対して法的措置を取り始めていた。

 一方、バルセロナは完全に動きがなかったわけではなく、契約延長を行ったラフィーニャ(Rafinha Alcantara)をセルタ(Celta de Vigo)に貸し出した。ラフィーニャは2013-14シーズンに同チームでプレーしている。

 パルマ(Parma FC)は、ユナイテッドから29歳のSBマッテオ・ダルミアン(Matteo Darmian)を獲得。移籍金は明かされていないものの、140万ポンド(約1億8000万円)だったと伝えられている。

 ウェストハム(West Ham)に所属していた31歳のエルナンデスは、セビージャFC(Sevilla FC)と3年契約を結んだ。移籍金は730万ポンド(約9億3000万円)と報じられている。

 また、セリエAのクラブはストライカーを入れ替えた。

 ACミラン(AC Milan)はフランクフルト(Eintracht Frankfurt)と選手の交換を行い、アンテ・レビッチ(Ante Rebic)が2年契約でイタリアに移り、アンドレ・シウバ(Andre Silva)がドイツに渡った。

 ASローマ(AS Roma)は若手FWパトリック・シック(Patrik Schick)をRBライプツィヒ(RB Leipzig)に貸し出し、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)からはカリニッチを、アーセナル(Arsenal)からはムヒタリアンをそれぞれローンで補強した。30歳のムヒタリアンは、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と引き分けた1日のホームゲームで途中出場したが、これがアーセナルでのラストマッチとなった。

 一方、昨シーズンのチャンピオンズリーグでトッテナムの決勝進出に貢献した34歳のFWフェルナンド・ジョレンテ(Fernando Llorente)は、フリーでナポリ(SSC Napoli)に加入している。

 その他、トルコ1部のガラタサライ(Galatasaray)は、ASモナコ(AS Monaco)からFWラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)の獲得を発表している。

【翻訳編集】AFPBB News