スタメンで今シーズン初出場を飾った乾。とりわけ守備で奮戦したが……。(C) Getty Images

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 現地時間9月1日に行なわれたラ・リーガ第2節で、乾貴士が所属するエイバルが、アトレティコ・マドリーとアウェーで対戦。開幕2試合は出番がなかった乾貴士が、4-2-3-1の左サイドハーフで先発出場を果たした。

 その乾は開始1分に強烈なミドルで敵ゴールを脅かすと、4分にはトリッピアーへ激しいタックル。これはイエローカードを受けたものの、モチベーションの高さを窺わせた。

 すると、チームもこれに続く。7分に左SBアルビージャのロングボールを起点に右サイドを崩し、オレジャーナのクロスにシャルレスがヘッドで合わせてエイバルが先制ゴールを奪う。

 19分にも、右サイドから攻撃を仕掛け、敵のクリアミスをアルビージャがシュート。これがマルコス・ジョレンテの足に当たってコースが代わり、追加点となる。
 
 だが、連勝スタートをきったアトレティコも黙っていない。27分に最終ラインを破ったジエゴ・コスタが強引に持ち込み、ラストパスをジョアン・フェリックスが冷静に決めて1点を返す。鳴り物入りで加入したポルトガルの新鋭は、これがリーガ初ゴールとなった。

 1点を追うアトレティコは後半頭からM・ジョレンテに代えて、ビトーロを投入。そして、シメオネ監督のこの采配が的中する。52分、左サイドを駆け上がったロディのスルーパスを受けたビトーロが、右足のアウトサイドで巧みにゴールに流し込み、同点ゴールを挙げる。

 これで勢いづいたホームチームが一気に畳み込むかと思われたが、D・コスタのゴールが二度に渡りオフサイドで取り消されるなど、最後の局面で精度を欠き、勝ち越し点は奪えない。

 するとアルゼンチン指揮官が、最後のカードを切る。84分にJ・フェリックスに代えてトーマスを送り込むと、このガーナ代表MFが後半アディショナルタイムに劇的な決勝弾。采配がずばり当たったアトレティコが開幕3連勝を飾った。

 フル出場の乾はとりわけ守備で奮戦したものの、チームにポイントをもたらすことはできなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部