バルサBで公式戦デビューを飾った安部はトップチームの指揮官が見つめる前で存在感を示した。 (C) Getty Images

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 今夏に名門の扉を叩いた安部裕葵がついに公式戦のピッチに立った。

 現地時間9月1日、バルセロナのエスタディ・ヨハン・クライフで行なわれたスペインのセグンダB(3部)の第2節で、バルセロナBはジムナスティック・タラゴナと対戦した。

 労働許可取得の都合よって、公式戦出場に必要な登録手続きが遅れていたため、練習試合には出場しながらも、現地時間8月25日に行なわれていたセグンダB開幕節を欠場していた安部は、この試合で先発出場。トップチームのバルベルデ監督とスポーツディレクターを務めるアビダル氏がスタンドから見つめるなか、4-3-3の左ウイングで待望のデビューを飾った。

 開始1分にセットプレーからクエンカのゴールでバルサBが幸先よく先手を取った試合のなかで、安部は左サイドに開いてボールを受けては、ドリブル突破を試みる果敢なプレーを披露。そして7分には、ヘディングシュートで相手ゴールを脅かすシーンを創出した。
 チームが40分に同点弾を決められ、1-1で迎えた後半もピッチに立ち続けた安部は、前半と同様に積極果敢に仕掛けると、バルサBが53分にギレムのゴールで勝ち越してからその存在感はさらに際立っていった。

 59分に左サイドで激しく身体をぶつけて止めにかかるDFをかわす切れ味鋭いドリブルを披露した安部は、73分にはカットインから右足で強烈なシュートを放つなど、相手からのマークが厳しくなるなかで、そのポテンシャルの高さを見せつけた。

 試合は75分にバルサBが同点弾を許し、結局、2-2で終了した。

 惜しくもチームは勝利を逃したものの、フル出場を果たした安部は、自身の存在を示すには十分と言える内容で公式戦デビューを終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部