“ノース・ロンドン・ダービー”はドロー決着

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[9.1 プレミア第4節 アーセナル2-2トッテナム]

 プレミアリーグは1日、第4節が行われ、エミレーツ・スタジアムではアーセナルとトッテナムが対戦。両軍のプライドをかけた“ノース・ロンドン・ダービー”は2-2で引き分けに終わった。

 先月24日にリバプールに1-3で敗れ、今季初黒星を喫したアーセナルは先発3人を変更。DFセアド・コラシナツとMFルーカス・トレイラ、FWアレクサンドル・ラカゼットを起用し、前線はラカゼットとFWピエール・エメリク・オーバメヤン、FWニコラ・ペペの3トップを採用した。一方、1勝1分1敗で負傷者が続出しているトッテナムは、ニューカッスル戦(0-1)から2人を入れ替え、DFヤン・フェルトンヘンとMFクリスティアン・エリクセンを起用した。

 互いに縦に早く、ゴール前をボールが行き来するスピーディーな試合展開となった。その中で先手を取ったのはトッテナムだった。前半10分、カウンターからFWソン・フンミンのパスを受けたMFエリク・ラメラが右足で放ったシュートはGKベルント・レノに止められたが、ゴール前に走り込んでいたエリクセンがこぼれ球を左足で押し込み、スコアを動かした。

 さらにトッテナムは前半39分、PA内でソン・フンミンがパスを出した後にMFグラニト・ジャカのスライディングタックルを受け、PKを獲得。これをFWハリー・ケインが右足でゴール左隅に沈め、2-0とリードを広げた。

 だが、アーセナルは前半アディショナルタイム2分、FKの流れから粘り強く攻め続け、ペペの横パスをPA中央で受けたラカゼットが巧みなボールコントロールから豪快に左足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さって、1-2と前半のうちに1点を返した。

 前半のポゼッション率はアーセナルが50.8%とほぼ変わらなかったが、シュート精度に差が出た。アーセナルはシュート9本で枠内3本に対し、トッテナムは8本中7本が枠内シュート。アーセナルの守護神レノがボールを触る機会が多かった。

 後半に入ってもスピーディーな試合展開は変わらない。アーセナルは11分、PA中央からMFマテオ・グエンドゥジが右足シュートを放つが、GKウーゴ・ロリスがファインセーブ。これで得た右CKからニアでラカゼットが合わせ、ファーサイドに飛び込んだコラシナツが左足で押し込もうとしたが、惜しくもゴール左に外れた。

 トッテナムは後半14分、エリクセンとのワンツーからPA右に進入したケインが右足シュート。ファーサイドを狙ったシュートは左ポストを叩き、追加点とはならなかった。後半中盤から互いのベンチが激しく動き、トッテナムは15分にMFデレ・アリ、アーセナルは18分にMFダニ・セバジョス、22分にはMFヘンリク・ムヒタリアンを投入した。

 アーセナルが押し込む時間帯が続く中、後半26分にスコアが動く。敵陣中央でパスを受けたグエンドゥジがやや左に流れて前線へ鋭い浮き球パスを蹴り込む。これに反応したオーバメヤンがCB2人の間から飛び出し、右足で合わせてアーセナルが2-2と同点に追いついた。

 さらにアーセナルは後半35分、FKからセバジョスのグラウンダーのパスを受けたムヒタリアンがPA左のスペースへダイレクトでつなぎ、コラシナツが中央へ折り返したボールをDFソクラティス・パパスタソプロスが滑り込みながら押し込む。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があり、コラシナツのオフサイドと判定され、得点は認められなかった。

 試合はそのまま2-2でタイムアップを迎え、注目のノース・ロンドン・ダービーは引き分けに終わった。アーセナルは2試合(1分1敗)、トッテナムは3試合未勝利(2分1敗)となっている。