U-22日本代表に初招集されたMF安部裕葵

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 今夏、スペインに渡った。世界屈指のビッグクラブであるバルセロナに加入したMF安部裕葵がU-22日本代表初招集を果たした。

 99年1月28日生まれの現在20歳は、17年に瀬戸内高から鹿島に加入。初年度から出場機会をつかむと、2年目の昨季はJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝くだけでなく、クラブ史上初のAFCアジアチャンピオンズリーグ制覇を経験し、今季からは背番号10を託されていた。

 また、年代別代表にも名を連ね、18年10月にはU-19日本代表の主軸として19年のU-20W杯出場に大きく貢献。本大会には出場しなかったものの、今年6月に開催されたコパ・アメリカでA代表初選出を果たし、初戦チリ戦でA代表デビューを飾った。そして、コパ・アメリカ後の7月12日にバルセロナへの完全移籍が発表され、当面はスペイン3部リーグ所属のバルサBチームに所属することになった。

 コパ・アメリカでA代表に選出されていた安部だが、U-22日本代表には意外にも初招集。森保一監督は「今は移籍して鹿島にいないが、これまでの活動はずっとチェックしてきている。どのタイミングでチームに来てもらうかを考えながら今回の招集に至った」と説明している。

 また、U-20W杯メンバーに選出されて世界を相手に戦った同じくU-20世代のDF瀬古歩夢(C大阪)もU-22日本代表に初招集。指揮官は「所属チームでCBとしてプレー時間も長く出ているし、良いパフォーマンスをしているので、一度、東京五輪チームに来てもらい、プレーを見せてほしいと思った」と、シーズン中盤から出場機会を増やす19歳への期待を語った。

(取材・文 折戸岳彦)