インスタグラムが7月(20129年)から7か国である実験をしている。映像や書き込みに対する「いいね」の数を、本人にしか見えないようにしているのだ。

23歳の会社員、加藤麻瑚さんは、ファッションやカフェ情報などを発信していて、フォロワー5500。毎日2時間かけて書き込む。時には1000を終える「いいね」が突くこともあるが、その数字が重荷になってきた。どうしても他の書き込みと比べる。数が伸びないと「なぜだろう」と気になる。

これが「いいね疲れ」だ。ついには、体調を崩し、実際は鳴っていないケータイの音が聞こえるようになった。いまは週に3回くらいに抑えて、ようやく落ち着いたという。

22歳の新見紗央さんは、フォロワー1200。「いいね」が欲しくて自分を見失う。「いいね」の数で気分が変わる。これも「いいね疲れ」だった。

人気投稿者は「いいね疲れ」で情緒不安定に

ITジャーナリストの三上洋さんによると、「いいね」ではなく、写真や動画そのものの内容を重視してもらいたいという流れになっていて、「数字の競争をなくす。SNSが変革する第一歩です」と解説する。

司会の加藤浩次「SNSでは、気を使っていいねしてる」

近藤春菜「ハリセンボンはフォロワー3万1000で、1回の書き込みに2500くらいの『いいね』があるけど、数字だけでは測れないものがありますよね」

加藤「100、200の『いいね』より、1対1の『いいね』の方が強いよね」

「いいね」は、見たよという報告すぎないということなのだろう。