これも韓国ドラマのリメイク作品でドロドロ。無実の罪で追われている結城大地(三浦春馬)は、元カノの青柳すみれ(比嘉愛未)が生んで8歳になる「はな」が白血病で、唯一自分がドナーになりうると知って必死で逃げる。今回は逆襲の巻。現在のすみれの婚約者、警部補の有馬(三浦貴大)と計って、検事の月島楓(芳根京子)と2人で会うところを狙わせる。まんまと結城は撃たれるが・・・。
悪のボスたる柴崎(高嶋政伸)の子分の灰谷(磯村勇斗)が怖い。結城を銃で撃つが、防弾チョッキで結城は死なず、就中、有馬は灰谷を殺人未遂で逮捕できた。はなの病室に現れた男が柴崎であることを確かめた有馬は、次第に結城の冤罪を信じる方に傾いているのか。三浦貴大は親の七光り(?)で近頃いい役に恵まれているが、基本的に演技は下手。常にブスっとした顔芸しかできない。
それに引き換え、三浦春馬は主題歌まで歌い、ダンスはプロ級で、顔芸も変幻自在で才能豊かである。しかし、脱走した窃盗犯の韓国人が、「疲れた」と言って出頭してきたように、現実の大都会では監視カメラの氾濫で、2週間も逃げおおせられるのかと疑問はある。
子役の稲垣来泉が達者で舌を巻く。議員の久我早穂子(黒木瞳)が黒幕とはびっくり、最後にどんでん返しがあるのか? それにしても最近、悪役づいている高嶋政伸が、当たり前すぎてつまらない。もっと思いがけない役者を悪に配した方がよかったと思うが。(放送2019年8月27日〜火曜21時)

(黄蘭)