展覧会「バンクシーって誰?展」2021年夏に東京・大阪ほかで開催、匿名アーティストの軌跡を辿る

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展覧会「バンクシーって誰?展」が、2021年夏、東京・寺田倉庫 G1ビルにて開催される。東京展に続き、大阪、名古屋、郡山にも巡回する。

※なお、東京展は2020年8月29日(土)から12月6日(日)まで開催予定だったが、延期となった。

バンクシーの軌跡を辿る日本初の展覧会

「バンクシーって誰?展」は、匿名のストリートアーティスト・バンクシーの軌跡を辿る展覧会だ。まるで“映画のセット”のような会場では、バンクシー自身がプライベートコレクターに譲った珠玉のステンシルアート作品を展示。作品を“見る”だけでなく、バンクシーの活動を“感じる”ことができる。

バンクシーとは?

バンクシーは、ゲリラ的に街中の壁に描かれる政治色の強いストリートアートと、その社会風刺の効いた作風で人気を博しているイギリス拠点の匿名アーティストだ。なかでも、メトロポリタン美術館や大英博物館など、各国の有名美術館に作品を無断展示したパフォーマンスは有名で、大英博物館では紆余曲折の後、その作品が正式なコレクションに加わっている。

2010年には初の監督作品として皮肉に満ちたドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を公開、2015年には某テーマパークのパロディである“ディストピア”テーマパーク「ディズマランド」をイギリス・サマセット州のウェストン=スーパー=メアに5週間限定でオープンするなど、ストリートにとどまらない多彩な活動を行なっている。

前代未聞の“シュレッダー事件”

近年で注目を集めた話題を一つ挙げるとすれば、ロンドンで行われたオークション「サザビーズ」で起きた“シュレッダー事件”だろう。バンクシー作品の中で最も有名なものの一つである『風船と少女』の額にバンクシー自身の手によってシュレッダーが仕掛けられており、約1億5000万円での落札直後、遠隔操作によって作品が裁断されてしまった、というものだ。

当のバンクシーは事件後、“『風船と少女』の裁断 - ディレクターズカット版”と題した動画を投稿。額にシュレッダーを仕込む工程を紹介するとともに、「リハーサルでは毎回うまくいったんだよ......」と、オークション会場での裁断が最後の最後で止まってしまったことを嘆いている(もっとも、この珍事件のお陰(?)で作品自体の価値が更に上昇するのではという声もある)。

自身のストリートアートの売買を推奨しない(販売用でない限り)など、ある種“アンチアート”の立場を取るバンクシーと、そのスタイルにこそ芸術的な価値を見出す人、ストリートに描かれたアートを純粋に楽しむ人、あるいは投機目的で作品を購入する人......。神出鬼没の匿名アーティスト・バンクシーの周囲には、常に様々な思惑がつきまとっている。

展覧会概要

展覧会「バンクシーって誰?展」
会期:2021年夏
※2020年8月29日(土)〜12月6日(日)で開催予定だったが延期となった。
会場:寺田倉庫 G1ビル
住所:東京都品川区東品川2-6-4
休館日:9月1日(火)、10月13日(火)・20日(火)
開館時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)
※東京展会期終了後、大阪、名古屋、郡山に巡回
※開催情報は変更となる場合あり


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