ソフトバンク・和田毅

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○ ソフトバンク 5 − 1 オリックス ●

<20回戦・ヤフオクドーム>

 投打が噛み合ったソフトバンクが勝利。オリックスの連勝は5で止まった。

 ソフトバンクはオリックス先発・張の前に4回まで無得点。それでも1点を追う5回、二死から1番・福田、2番・柳田が連続四球で歩くと、3番・内川が逆転となる2点適時打を左中間へ運んだ。4番・グラシアルも三塁線突破の適時二塁打で続き3点目。中軸が勝負強さを発揮し、張をこの回途中でノックアウトした。

 7回は柳田の5号ソロで4点目。左膝裏の肉離れから復帰2戦目で、豪快なアーチを逆方向へ運んだ。8回は途中出場・牧原の中前適時打で5点目。計9安打5得点と効率良く加点した。

 先発の和田は初回、いきなり無死一、三塁のピンチを招くも、3番・吉田正をニゴロ併殺斬り。この間に先制点こそ失ったが、大ピンチを最少失点で切り抜けた。2回以降は立ち直り、3回からは4イニング連続3者凡退。2回途中から13打者連続アウトをマークしたままお役御免となった。

 和田は6回86球、2安打4奪三振1失点の快投。前夜17安打14得点のオリックス打線を封じ、今季4勝目(2敗)をマークした。

 オリックスは好調な打線が和田の前に沈黙。先発の張は5回二死から崩れ、計3失点でプロ初黒星(2勝)を喫した。