“狂暴”ルーニーが帰ってきた 肘打ち→VARで一発レッドに母国反響「疑いようのない」
CKの際に相手に強烈な肘打ち食らわせ一発レッドカード
海外サッカーの米メジャーリーグ(MLS)DCユナイテッドに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが相手に強烈な肘打ちを食らわせ、一発レッドで退場となった。一度は見逃されたが、VARによってエルボーシーンがクローズアップされ、レッドカードが提示された。母国・英メディアが一部始終を動画で公開。「狂暴」「昔のウェインが帰ってきた」などと反響を呼んでいる。
ルーニーが一発レッドを食らったのは、21日(日本時間22日)のニューヨーク・レッドブルズFCとの一戦だった。前半21分の相手CK。ボールを蹴った瞬間、GKがキャッチしたのだが、相手選手が転倒。このままリスタートとなったのだが、倒れた相手MFクリスティアン・カッセレスJr.は顔を抑えて起き上がることができない。
リプレーを見ると、カッセレスJr.についていたのはルーニー。ポジション争いの局面で払いのけようとした瞬間、左ひじが相手のアゴ付近を直撃していたのだ。
VARによる判定の結果、ルーニーにはレッドカードが提示され、一発退場となった。
母国メディア脚光「顔面へのエルボーで退場!」
一部始終を公開しているのは、英国の衛星放送局「スカイスポーツ」の公式インスタグラムだ。「ルーニー顔面へのエルボーで退場!」と題して動画を投稿。するとルーニーの暴挙を目の当たりにした英ファンが、続々と反響のコメントを書き込んでいる。
「ワイルド・ルーニー」
「正直に言うなら、退場が妥当」
「昔のウェインが帰ってきた」
「レッドじゃないでしょ」
「狂暴」
「疑いようのないレッド」
「モロに顔を攻撃したわけじゃない」
「その腕はジャンプに使ってよ」
今シーズン終了後にはイングランド2部のダービー・カウンティへの移籍が決まったルーニー。高い得点力とともに、暴れん坊の帰還にも注目が集まりそうだ。(THE ANSWER編集部)