スーパーマンの前日譚ドラマが打ち切り!ロボを主人公にしたスピンオフも実現せず...

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米Syfyの"スーパーマン"が生まれる200年前の話を舞台にしたDCスーパーヒーロードラマ『クリプトン』が、シーズン2で打ち切りとなった。さらに、予定されていたスピンオフドラマも企画倒れになったことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

『クリプトン』はスーパーマンの祖父であるセグ=エルが、排斥され屈辱を受けたエル家の名誉を挽回し、混沌とした状況から愛する世界を救うために奮闘する姿が描かれる。シーズン2でセグ=エルは、同族種を一掃する冷酷なバウンティハンターのロボと対決。今年の6月に、そのロボを主人公にしたスピンオフが製作されることが発表された。

しかし、8月14日(水)にSyfyでシーズン2の最終話が放送されて、2日も経たないうちにシリーズのキャンセルが発表された。製作を手掛けたワーナー・ホライズン・テレビジョンはシリーズの買い取り先を模索中で、DCの配信サービス「DC Universe」やワーナー・メディアが立ち上げる新配信サービス「HBO MAX」に救出される可能性に賭けているようだ。

『クリプトン』シーズン2は一週間の平均総視聴者数が40万人にも満たず、1日の平均レーティングが0.1でシーズン1の約半分となり、視聴率が伸び悩んだことを理由に打ち切られてしまったようだ。

新進俳優キャメロン・カフが主人公セグ=エルを演じ、ライタ=ゾッド役でジョージナ・キャンベル(『ブロードチャーチ 〜殺意の町〜』)、アダム・ストレンジ役でショーン・サイポス(リブート版『メルローズ・プレイス』)、ゾッド将軍役でコリン・サーモン(『ARROW/アロー』)、ダロン=ヴェックス役でエリオット・コーワン(『ダ・ヴィンチと禁断の謎』)、ジェイナ=ゾッド役でアン・オグボモ(『ジャスティス・リーグ』)らがレギュラー出演している。

スピンオフで主人公になるはずだったロボ役には、シーズン2で同役を演じ、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や、サスペンスドラマ『SAFE 埋もれた秘密』などに出演しているエメット・J・スキャンランが続投する予定だった。

打ち切られた『クリプトン』は、配信サービスで救済されるのか―。続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『クリプトン』
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