自分の住んでいるマンションで、入居者ではない不審な人を見かけたことはありませんか。

マンションには大勢の人が出入りする関係上、不審者が侵入する可能性もあります。

今回は、不審者と遭遇した場合の対処法と不審者を遠ざけるための対策をご紹介します。

1.マンションで不審者やおかしなマークを見かけたらすぐに対応を

不審者を見かけたら、ためらわずに警察に通報しましょう。

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1-1 不審者の情報を警察の記録に残すことが大事

家に不審者がやってきた時は、即座に警察に通報するべきです。

警察を呼ぶことは、時間がかかる、個人情報を話さなくてはならないなど、マイナス面が多いかもしれませんが、マンションに不審者がいるという認識を警察に持ってもらうことが大切となるからです。

警察に通報を行ったあとは、管理組合にも報告し、情報を共有しましょう。掲示板に注意文を掲示してもらう事も有効です。

1-2 奇妙なマークは不審者のマーキング?

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マンションの中におかしなマークや落書きがあったら要注意です。

部屋のドア周辺に小さく書かれているマークは、不審者のマーキングであることがあります。

「女性の1人暮らし」「昼間は家にいない」などの意味を持たせ、後で訪れたときに分かるようにするのです。

複数の不審者がマークや落書きによって情報を共有している場合もあります。

不審なマークや落書きを見つけたら、写真を撮っておき、すぐに消しましょう。管理組合または管理会社にも報告をしましょう。

2.不審者を遠ざけるために

防犯対策は「対象物の強化・回避」「監視性の確保」「接近の制御」「領域性の確保」の4つの観点から行うのが理想的です。

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2-1 対象物の強化・回避

マンションが犯罪の対象とならないような設備にすることを「対象物の強化・回避」といいます。

窓ガラスを防犯ガラスにする、玄関をオートロックにするなどが効果的です。

一般的に、侵入に約5分以上かかると不審者は侵入を諦める傾向があると言われています。

2-2 監視性の確保

不審者は、誰かに見られているかもしれない場所では、対象物に近づくことを避けるので、明るい、死角の少ないマンションにすべきです。

死角となる場所がある場合は、監視カメラを設置する、暗い場所にはLEDなどの明るい照明があると良いでしょう。

マンションの住人が意識を変えて、不審者がいないか監視することも大切です。

2-3 接近の制御

これは、対象物の強化・回避と同じように、不審者をマンションに近づけさせないためにする行動です。

マンションの出入り口を可能な限り少なくする、防犯用のフェンスを設置する、居住者が出入りするとき以外はなるべく入り口を閉めておくなどすると良いでしょう。

2-4 領域性の確保

心理的にも物理的にも不審者が侵入しにくい環境を作っていくことも大切です。

そのためには、マンションの住民同士が積極的にコミュニケーションをとる、近隣住民とのコミュニティを作るなどを行い、不審者にすぐに気づけるような環境を整えましょう。

3.まとめ

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秋や冬は不審者の中でも、とくに空き巣被害が増える傾向にあります。

日没時刻が早まり空き巣が活動しやすい、秋は行楽シーズンで自宅を留守にする人が多い、冬はクリスマスや正月などのイベントシーズンがあるので、現金を自宅に置く家が多いなどが、その理由としてあげられます。

これからのシーズンはとくに注意が必要です。自分には関係がないこととは思わずに、不審者に合ったときのことを想定して万が一の時に備えましょう。