フランスで音楽フェスティバルに出演する有名ラッパーのブーバ(2019年7月18日撮影、資料写真)。(c)LOIC VENANCE / AFP

写真拡大

【AFP=時事】フランス有名ラッパー、ブーバ(Booba)さん(42)のミュージックビデオの撮影現場が20日夜、銃や野球バットで武装した15人ほどの集団に襲撃され、発砲などにより数人が負傷した。翌21日、AFPの取材に応じた警察関係者が明らかにした。ブーバさん本人はその場にいなかったという。

 撮影が行われていたのは、パリの北東に位置するオルネースーボワ(Aulnay-sous-Bois)で、事件は21日午前0時(日本時間同午前7時)直前に起きた。負傷者の一人は大腿(だいたい)部に被弾したが、命に別条はないという。

 ブーバさんは最近、同じく仏有名ラッパーのカーリス(Kaaris)さん(39)と激しい対立関係にある。昨年にはパリのオルリ空港(Orly Airport)で2人とそれぞれの同行者が乱闘騒ぎを起こし、ターミナルの一部が閉鎖され、同空港の発着便に遅延が出る事態となった。

 2人は約1か月にわたり独房に入れられ、重い罰金を科されたにもかかわらず、今度は今年11月にスイスで巨額の賞金を懸けた総合格闘技の試合を行って決着をつけると宣言。しかし双方が表立って脅し合いを続けていることから、スイス当局が先週になって試合中止の決定を下した。

 脅しの応酬の中で、カーリスさんは相手の血を飲んでやると言い、ブーバさんは「お前を殴り殺す」と応じていた。

【翻訳編集】AFPBB News