北海道倶知安町で6月11日(2019年)夜11時ころ、1歳の赤ん坊を抱えた夫婦があおり運転にあい、停車すると車3台に囲まれ、バールを持った男が降りてきて脅された。窓を開けず、車内から警察に通報してようやく難を逃れた。

3台はトンネル内で蛇行運転を繰り返し、夫婦の車が追い越すと20分間も追いまわし、停車後にバックしたときに衝突した。ドライブレコーダーには「キャー」という悲鳴と赤ん坊の鳴き声が残っている。

3台の車から5人ほどの男たちが出てきて、車体をたたき「オラー、すぐ出てこいや」と叫び、一人はバールをトランクから取り出してきた。助手席から女も1人降りてきて、写真を撮っていた。

10分後に警察官が駆けつけて乱暴は収まったが、倶知安署は「フロントのドライブレコーダー映像だけで、バックの映像がないので、あおり運転の立件は難しい」としている。ただ、バールを持ち出した会社員(24)は暴力行為処罰法により、きのう20日(2019年8月)に書類送検された。

警察官駆け付けてるのになぜ逮捕しないの?

司会の羽鳥慎一「ドライブレコーダーの映像があるのに。話が食い違いますね」

松澤香(弁護士)「被害者の供述だけでは、いま一つ明確にしにくい面があります」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「暴力行為処罰法も重い罪(3年以下の懲役か30万円以下の罰金)です。ドライブレコーダーの映像があったから、そこは立証できました」

警察はあおり運転の立件は難しいというが、摘発すべきはあおり運転に加えて脅迫だろう。バールを持ち出し罵声を浴びせた時点で、すでに犯罪である。仲間の女の映像にもそれは残っているはずだ。警察官が駆けつけながら、現行犯逮捕しなかったのがおかしい。