松下奈緒、ディーン・フジオカが共演する映画『エンジェルサイン』のポスタービジュアルが解禁。緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗の出演が明らかになった。

全編を通してセリフを用いず、映像と音楽のみでストーリーが展開する実写映画『エンジェルサイン』。北条司自らがメガホンを取り、松下奈緒、ディーン・フジオカが出演する「プロローグ」「エピローグ」に加え、「サイレントマンガオーディション」の受賞作品である「別れと始まり」「空へ」「30分30秒」「父の贈り物」「故郷へ」の5つの物語からなる長編オムニバス映画。奇跡の訪れを告げるブルーバタフライと音楽が鍵を握る6つの物語を通して、総監督を務める北条司がひとつの「愛のものがたり」を描き出す。

愛する妻を亡くし、生きる希望を失った鉄道運転士と愛犬との物語「別れと始まり」には、夫婦役として緒形直人と菊池桃子が出演。幼くして母を亡くした娘に父親が贈ったロボットが父亡き後に起こした奇跡の物語では、佐藤二朗が父親役を好演している。

緒形直人 コメント

セリフがない作品ということで演技に悩みましたが、セリフがない分、心の動きを表現できる喜びがあって、逆に想像力を働かせながら観ていただけるんじゃないかと思います。またサイレントなので、楽しみでもありチャレンジでもありますが、監督にしがみつきながら演じています。

菊池桃子 コメント

サイレントムービーのため、手探りでわからないことも多かったですが、監督が頭の中に描いているイメージを信じて、楽しみながら演じました。言葉を使わないことで、より心に焦点があたるという感覚は、不思議で素敵なものでした。この新しい挑戦に参加できたことは幸せなことです。

佐藤二朗 コメント

世界中から寄せられたサイレントマンガを実写化し、色々な国の俳優がそれぞれの役を演じています。セリフがないからこそ世界中の人に理解してもらえるという試みがとても面白くて、参加させていただきました。実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました。共演した娘役のニーンちゃんは偶然にも息子と同じ7歳ということもあり、愛おしくて仕方ないです。(笑)

映画『エンジェルサイン』は11月15日(金)より公開

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

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