強烈演技で注目を浴びている水野美紀
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 女優の水野美紀が、主演を務めるAbemaTVオリジナルドラマ「奪い愛、夏」で振り切った怪演を披露して注目を浴びている。

 名台詞とキャスト陣の怪演で話題を呼んだテレビ朝日系ドラマ「奪い愛、冬」(2017)の鈴木おさむが脚本を手掛ける同作は、マッチングサービス「ラブネクスト」の社長・花園桜(水野)と広報部所属の桐山椿(小池徹平)、空野杏(松本まりか)の危険な愛のトライアングルを描く狂愛ドラマ。

 多額の借金に頭を悩ませる椿に桜が「1億円で結婚しなさい」と迫ったり、桜と婚約した椿が杏と禁断のキスをしたりと、第1話から怒涛の展開が繰り広げられていたが、続く第2話も桜の出張中に椿と杏がラブラブな時を満喫するなど、ジェットコースター的展開が続いた。

 なかには、薄笑いを浮かべた桜が写真に写った杏を針で刺し続けるシーンや、椿と杏が隠れたトイレの個室の前で立ち止まった桜が執拗に中に誰がいるのか確認しようとする場面など、ホラー映画ばりの不気味なシーンも。そんな桜をフルパワーで演じる水野の芝居に「怖すぎる」「振り切れてる」と高評価が集まっており、第1話はAbemaTVオリジナルドラマの中で1位の視聴者数記録という好スタートを切った。

 放送前に行われた囲み取材では、水野から寝技の掛け合いを提案されたことを小池が明かしていたが、「やりだすとエンジンがかかる」という水野は本作での演技について「基本、わたしはその場にいる共演者やスタッフをビビらせたい、笑わせたいというモチベーションでやっています」と語っていた。(湯田史代)