【ファンキー通信】「オレ、臭ッ!」と思ったら酢風呂でエステ

人間の体には、摂取した食べ物をエネルギーに変える「クエン酸回路」というものが備わっているのだが、食事・生活のバランスが崩れたりすると、それが正常に働かなくなる。そうなると体が雑菌を繁殖しやすいアルカリ性になって、臭いを発しやすくなるのである。そんなときには、クエン酸が主成分である醸造酢や黒酢を配合した風呂に浸かると、クエン酸回路が正常に働くようになり、臭いを解消できるってわけだ。
「心配いりません。酢は水(湯)などで薄めると、まろやかな香りになるんですよ」(五味院長)
なるほど〜。風呂に入れるのは醸造酢か黒酢に限定されてるけど、これはなぜ? いま流行りのフルーツ酢はダメ? もっといい香りになりそうだけど。
「クエン酸が入っていないと効き目がないからです。合成酢はクエン酸が微少だからダメ。フルーツ酢? 値段が高いから風呂に入れたりしたらもったいないですよ!」(同)
そうですか・・・。あ、徹夜明けに「なんか脂ギッシュな臭いがする・・・」って思ったら、顔とか頭皮を酢入りの湯で洗えば解消される?
「効き目大ですね。しかし『脂ぎった臭い』というのは皮脂腺からくるものなので、粗塩をお湯に混ぜた方が効きますよ。酢はね、どちらかというと汗腺からくる匂い(汗臭さ)に効くんですよね」(同)
へぇ〜、塩もオイニー撃退に効果的なんだ。酢と塩は常備しておかなくては! (遠藤麻衣/verb)