米ニューヨークで、空の炊飯器を置くラリー・K・グリフィン容疑者。ニューヨーク市警が公開した防犯カメラの映像より(2019年8月17日公開)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ニューヨークで、不審物3個が相次いで見つかり、通勤時間帯に大混乱を引き起こした事件で、ニューヨーク市警(NYPD)は17日、空の炊飯器を爆弾に見せ掛けて置いた疑いで、ラリー・K・グリフィン(Larry K. Griffin II)容疑者(26)を逮捕したと発表した。

 16日朝に見つかった不審物3つのうち、2つはワールドトレードセンター(WTC)に近い、同市地下鉄のフルトンストリート(Fulton Street)駅で、もう1つは同駅の北にあるチェルシー(Chelsea)地区で見つかった。

 これを受けて、フルトンストリート駅では直ちに避難措置が取られ、地下鉄2路線が運転を見合わせ、他の路線の電車も同駅を迂回(うかい)して運行した。

 警察によれば、不審物はいずれも、同じ機種の空の炊飯器であることが判明している。

 米メディアによると、ホームレスであるグリフィン容疑者の動機は分かっていない。同容疑者はかつてウエストバージニア州ブルーノ(Bruno)の住民だった。同州ローガン郡保安官事務所(Logan County Sheriff's Office)によると、グリフィン容疑者には犯罪歴があるという。

 チェルシー地区では2016年9月、手製の爆発装置が入った圧力鍋が爆発して31人が負傷する事件が発生し、2001年の同時多発攻撃を最後に襲撃事件が起きていなかったニューヨークにパニックを引き起こした。

【翻訳編集】AFPBB News