会見する朱亨チョル(チュ・ヒョンチョル)経済補佐官=18日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朱亨チョル(チュ・ヒョンチョル)経済補佐官は18日、記者会見を開き、11月に釜山で開催される「韓・ASEAN特別首脳会議」で、自由貿易秩序の強化とともに共同繁栄の模索が集中的に議論されると明らかにした。

 東南アジアの主要国が参加する同会議で、日本の対韓輸出規制措置により自由貿易秩序が脅かされていることを強調することで、同措置の不当性を訴える外交の場になる見通し。

 朱補佐官は日本の経済報復に対する議論について、「東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)外相会議で確認されたように、域内自由貿易の重要性はすべての国が共感している。100日後にどのように行われるか説明するのは難しいが、自由貿易体制を維持することが重要であるだけに、これに関する議論は必ずあるだろう」と述べた。

 韓・ASEAN特別首脳会議は11月25〜26日に釜山で開催される。同会議にはASEAN加盟10カ国の首脳らが出席する。各国の政府や企業関係者を含めると、出席者数は約1万人に達する見込み。韓国が同会議を開催するのは2009年(済州島)と14年(釜山)に続き3回目となる。