金曜夜より行われているリーガ・エスパニョーラ開幕戦、バルセロナvsアトレチコ戦では、フィリペ・コウチーニョの姿がスタメンにも、ベンチにも見受けられなかった。どうやら同選手はすでに、バルセロナから移籍する流れにある。

 すでにkickerでは27才のブラジル人に関して、ネイマール復帰を目指すバルセロナが、パリ・サンジェルマンへの交換要員として候補にあがっていたものの、この試合での不在はこれに関連したものではなかったことをお伝えしていた。

 そしてドイツ国営放送ZDFに対して、ハサン・サリハミジッチSDは「確かに、私とルメニゲ代表はバルセロナにいた。そしてクラブ、選手、代理人と合意へと至ったよ。あとは詳細を残すところだ」とコメント。「このような選手をバイエルンへ迎え入れられることを、とても嬉しく思う」さらにルメニゲ代表も、このディール(買取りオプションつきのレンタル)について明かした

 またバルセロナのディレクターであるギジェルモ・アモール氏も、クラブ名こそ明かすことはなかったが、「確かにコウチーニョのレンタルで、基本的に合意へと達している」ことを認めている。なおスペインのマルカ紙によれば、日曜日にもミュンヘンを訪れる見通しだという。さらに同じくグラードバッハからの獲得が伝えられたミカエル・キュイザンスについても、「フィリペと同様に、彼もパイエルンの選手となる」と明言している。