宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、高度約220kmの人工衛星「つばめ」から九州新幹線「つばめ」を撮影します。それぞれの名前が同じ「つばめ」であることから実現したもので、人工衛星についての講義「宇宙教室」も開催予定です。

「宇宙教室」も開催

 JR九州は2019年8月14日(水)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で、人工衛星「つばめ」からの九州新幹線「つばめ」の撮影や、「宇宙教室」開催などの企画を実施すると発表しました。


九州新幹線「つばめ」などに使われている800系(2011年5月、恵 知仁撮影)。

 人工衛星と新幹線の名前が同じ「つばめ」であることから実現。高度約220kmの宇宙から、熊本総合車両所(熊本市)に留置されている新幹線を撮影するもので、29日(木)午前6時半ごろから行われます。撮影した画像は「宇宙教室」やJR九州のSNSなどで公開予定です。なお、天候不良などで撮影が成功しなかった場合は、19日(月)午前6時半ごろに行うテスト撮影の画像を公開するといいます。

「宇宙教室」は、31日(土)14時45分から15時25分まで、熊本博物館(熊本市)のプラネタリウムで開催。講義内容は、撮影した新幹線「つばめ」の画像公開をはじめ、人工衛星「つばめ」のミッション紹介が予定されています。

「宇宙教室」への参加は先着170人まで。午前9時から整理券を配布します。博物館の入場料が必要です。対象は小学生としていますが、一般の人も参加できます。