健闘を誓い合った星稜・奥川(左)と智弁和歌山・東妻=5日

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 「全国高校野球選手権・第11日」(17日、甲子園球場)

 ベスト8が出そろう17日は、3回戦4試合が行われる。各試合の見どころを紹介していく。

 【第1試合】高岡商(富山)−履正社(大阪)

 高岡商はここまで2試合を接戦で勝ち抜いてきた。1番の森田朝陽外野手2戦6安打と打線をけん引。昨夏は3回戦で優勝した大阪桐蔭に善戦しながら敗れただけに、今夏は同じ大阪勢へ雪辱を狙いたい。

 履正社は初戦で霞ケ浦・鈴木寛、2回戦で津田学園・前とドラフト候補右腕を立て続けに破った。同じくドラフト候補のスラッガー・井上広大外野手(3年)ら打線の破壊力は抜群。エース左腕・清水大成投手(3年)の出来がカギとなる。

 【第2試合】星稜(石川)−智弁和歌山(和歌山)

 優勝候補同士の対決となった。星稜は今秋ドラフト1位候補・奥川恭伸投手(3年)が盤石。初戦は94球の完封、2回戦は救援で自己最速の154キロをマークした。打線がどこまで援護できるか。

 智弁和歌山は強打で対抗する。明徳義塾との2回戦では大会記録となる3本塁打をマーク。5季連続出場の主将・黒川史陽内野手(3年)、東妻純平捕手(3年)ら経験豊富な主力が大会ナンバーワン投手に襲いかかる。

 【第3試合】敦賀気比(福井)−仙台育英(宮城)

 ともに打線が好調で激しい打ち合いが予想される。敦賀気比は国学院久我山との2回戦で22安打19得点。杉田翔太郎内野手(3年)が大会史上6人目となるサイクル安打を達成した。

 対する仙台育英は初戦で24安打20得点を挙げた。左腕の笹倉世凪投手、右腕の伊藤樹投手。捕手の木村航大捕手ら1年生も躍動。投打のバランスのよさは屈指だ。

 【第4試合】鶴岡東(山形)−関東第一(東東京)

 鶴岡東は2回戦で今春センバツ準Vの習志野を撃破した。丸山蓮内野手(3年)が2打席連続本塁打と好調。チームとしては初、山形県勢としては13年以来となる8強進出へ勢いは加速している。

 関東第一は右腕Wエースが元気だ。土屋大和投手(3年)、谷幸之助投手(3年)がそろって聖地のマウンドを経験。攻撃では1番の大久保翔太外野手(3年)を筆頭に足でかき回したい。