「MOOSIC LAB 2018」で披露された
異色の青春群像劇

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 栗原類が映画単独初主演を飾り、音楽と映画の祭典「MOOSIC LAB 2018」で披露された「青のハスより」が、10月5〜11日の1週間限定で劇場公開されることがわかった。

 長編デビューとなった荻島健斗監督、コラボミュージシャンとして参加した「The Wisely Brothers」のタッグで製作された本作は、映画を撮るために東京を目指す男たちの物語と、ライブツアーを巡るバンドのドキュメンタリーを平行して描く異色の青春群像劇。栗原のほか、大友律、渡辺佑太朗、清水くるみ、相良大起、田中志朋、小倉彩乃、RIKACHIN、辻凪子、真砂豪らが出演している。

 映画を撮るため意気揚々と上京する3人の男、荻島(栗原)と松川(大友)と三浦(渡辺)。その道中、荻島は、初恋の相手に瓜二つだった和田(清水)という女性に遭遇する。そして彼らと並行して、3人組バンド「The Wisely Brothers」がライブツアーを巡っていく。

 「ほのぼのとしたロードムービーをお楽しみください!」という栗原に対して、荻島監督は「この映画は私の実体験をフィクションとして再構築するという企画からスタートしました」と告白。「単なる青春ドラマでも音楽ドキュメンタリーでもない、カメラの前で起こる『奇跡』みたいな出来事を捉えているような気がして。この不思議な感覚を共有できる日を、映画に携わったすべての人への感謝を込めて心待ちにしています」と語っている。

 和田役に加え、荻島の初恋の相手・青蓮も演じることになった清水は「学生時代の仲間、淡い恋心…誰もが感じたことのある感情、懐かしい青春物語になっていると思います」とアピール。渡辺と大友が「これは映画を撮ろうと志した男3人の話です。しかし…劇中で彼らは映画を全く撮ってない! お酒飲んでタバコ吸ってガールズバーに行って…そんな彼らが僕には愛おしくてしょうがなかったのです」(渡辺)、「俺らは、撮影当時の事は未だに忘れられません。僕ら3人は完成が全く予想できないままがむしゃらと相俟り蠢きあいまる。これは、クルーに押してもらい、エンジンも付けずに走り出してしまった! オンボロくるまに乗ったズッコケのそれの様、一人一人ドキュメントの様。と、思うのです」と振り返っている。

 そして「The Wisely Brothers」は、「みんながずっと一緒にいられることはないけれど、一緒にいたその時は、確実に楽しい何か、悲しい何かが生きてそこにいる。そんなことを画面の中に見て、あぁせつないなぁと思った。生きている本人たちとはまた違う角度で。繋がったり繋がらなかったりする、私たち3人と男の子3人の物語」とコメントを寄せている。

 「青のハスより」は、10月5〜11日に新宿K's cinemaで1週間限定公開。