お盆の帰省時期。暑いなか子どもを連れて遠方の義実家にやっと着いたとき、「クーラーが嫌いだからつけない」という家だったら、どうでしょう。ヤフー知恵袋に8月13日、「やっと孫に会えると思っていたのに……」と不満の訴えがありました。

質問者は一年ぶりに孫に会うことを楽しみにしていた女性です。ところが、帰省したのは40才の息子だけ。嫁に

「あんな暑い所にいたら体を壊す」

と言われ、かっとなった息子さんは「嫌なら来なくていい、俺一人で帰省する」と逆上。結局、お嫁さんも孫も本当に行かないことになりました。質問者はがっかりして、「こんな嫁をどう思われますか?」と問いかけています。(文:篠原みつき)

孫に会えないのは、暑さに耐えられない嫁のわがままのせい?

質問者によれば、「私の夫が大のクーラー嫌いで、夜6時までクーラーはつけません。でも夕飯の7時にはクーラーはきいています」とのこと。つまり日中の一番暑い時間帯にクーラーなしで耐えろということです。孫に会えないのは暑さに弱い嫁のわがままのせい、とでも言いたげな質問者ですが、今年の夏は全国的に酷暑が厳しく、冷房なしはちょっとした地獄です。

回答は、相談者に対する非難や忠告が相次ぎました。

「今時小学校にもクーラー設置が進んでいるというのに、昼間クーラーつけないってお孫さん熱中症になっちゃいますよ」

「悪いのは、嫁ではなく質問者様の旦那様と質問者様の息子さんです(中略)嫁なんだから来て当たり前ではないですよ。来て欲しいなら来やすい様に配慮しては如何でしょうか?」

など、孫に会いたいのならそれなりの環境を整えるべきとの指摘はもっともです。嫁は義実家では何かと気を使うので、ただでさえ喜んで行くわけではありません。40才の息子さんは、自分が親を説得してクーラーをつけるようにするべきでしょう。回答には、

「子供の命を守るため。よい母親ですね、あなたのご子息のお嫁さんは」

など、「行かない」と判断したお嫁さんへの皮肉な称賛が、いくつも上がっています。

熱中症1週間に全国で1万2751人 20道府県で23人死亡の酷暑

回答には、「もう昔のように扇風機だけで過ごせた夏とは気温が全然違いますから」と、姑夫婦に注意する声が多々ありましたが、確かにその通りです。

消防庁が14日に発表した熱中症による救急搬送者は、8月5日〜11日までの1週間に全国で1万2751人。搬送者のうち、20道府県で23人もの方が亡くなっています。暑さは昔の比ではなく、高齢者や子どもは特に気を付けなくてはいけません。

私事ですが、先日、帰省のため家を数日留守にしたところ、飼っていた海水魚が暑さですべて死んでしまいました。今まで夏に留守にしてもそんなことはなかったのですが、異常な高気温を改めて実感します。テレビでも毎日のように「適切に冷房を使って」と注意喚起していますから、相談者のご夫妻には、ぜひ昼間からクーラーを使う習慣をつけていただきたいです。