映画『ゴーストランドの惨劇』メイキング写真

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 フランス出身の鬼才パスカル・ロジェ監督の最新作で現在公開中の映画『ゴーストランドの惨劇』より、「どす黒いおとぎ話のような映画を作ることに全力を捧げたよ」という監督のコメント共に、不快感満載のメイキングや場面写真が到着した。

【写真】『ゴーストランドの惨劇』不気味すぎるキャンディ・カーの外観&内装 メイキングカットほか

 本作は、トラウマ・ホラーの代名詞『マーターズ』(2007)でその名を世界にとどろかせたロジェ監督が、2012年の『トールマン』以来、6年ぶりに撮り上げた長編作品。絶望的な惨劇に巻き込まれる姉妹の物語を、全編に張り巡らせた伏線と罠で、観る者を巧みに翻弄しながら描いていく。

 解禁されたメイキング画像は、キャンディ・カーの外観と内装、屋敷の外観の画像となっている。これらのデザインは、不安感を煽り、不快感を与えることを追求して作成された。

 “惨劇”の舞台となる屋敷は、監督らによって長い時間をかけてリサーチされ、1880年代から建つ農家の屋敷が選ばれた。スティーヴン・キングらによって幾度も描かれてきた「不変のアメリカ」然とした屋敷の外観に惚れ込んだ監督は、内装を慎重に装飾し、実際には存在しない3階を加えるギミックを追加した。ロジェ監督は「映画の終盤で3階は完全に異常な次元になる」コメントしている。

 また、不穏な雰囲気を発するおびただしい数の人形やキャンディ・カーを用いて子どもの世界を組み込むことについて、監督は「ホラー映画というジャンルにある多数の原型のひとつであり、不安、怒り、恐怖の領域には幼少時代が垣間見える。私は原型から始めることが好きなんだ。唯一の条件は、それらを私の方向性に転換できるかどうか。与えられたものにまつわる予想を裏切ることで、うまくいけば驚かせ、動揺させることができる!」と語り、「どす黒いおとぎ話のような映画を作ることに全力を捧げたよ」と振り返った。

 新たに公開された場面写真には屋敷の中の様子が写されており、不快感を突き詰めたという本作の世界観を垣間見ることができる。

 映画『ゴーストランドの惨劇』は公開中。