今季はブンデス2部でシーズンを迎えているハノーファー96では、長期間にわたり1.FCケルンのヤネス・ホルンを獲得希望リストへ加えているところだったが、木曜日に1年間の期限付きにて移籍で合意に達したことが明らかとなった。ホルンはケルンとの契約を2022年まで残しているものの、左サイドバックでは主将ヨナス・ホフマンが君臨しており、さらにバックアップとしてマティアス・バーダーも在籍。

 元U21ドイツ代表にとっては苦しい状況へと追い込まれており、今回のレンタルにて実戦経験を積みたいところだ。「ヨナスにとって、この移籍は意義深いものだ。ハノーファーではプレーするチャンスがここよりも大きいし、それが何よりものことだよ」と、ケルンでマネージャーを務めるアルミン・フェー氏はコメント。2017年にヴォルフスブルクからケルンへとわたった同選手は、これまで公式戦34試合に出場。

 「移籍がようやくまとまって嬉しいよ」と喜びをみせた同選手は、「ハノーファーは野心的なクラブであり、僕自身とても意欲的だ。これからいよいよ始まるということにワクワクしているよ。全力投球が信条であり、日々それを続けていく」と意気込みをみせた。なおブンデス2部ではスタートダッシュでつまづいているハノーファーでは、背番号21を身につけることになる。

サリフ・エズカンも続く?

 さらにハノーファーでは、創造性をもったMFを模索しているところであり、その候補として同じく1.FCケルンから、サリフ・エズカンの名前が浮上しているところ。21才のMFは今季最初の公式戦となったドイツ杯でメンバーから外れたが、ブンデス1部36試合、2部15試合で出場した経験を持つ。