筋膜リリースでリフレッシュ!その効果とは!?

特に変わったことはしていないのに最近肩がこる、マッサージをして調子がよくなってもまたすぐに腰が痛くなる、なんとなく身体が重だるい、身体が硬くなった気がするといったような症状はありませんか?
もしかすると、筋肉を覆っている『筋膜』が硬くなったり他の組織と癒着して身体が動きにくくなっているのかもしれません。
今回は、そんな症状を改善するための『筋膜リリース』についてその方法と効果についてご紹介します。

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筋膜リリースとは

筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。
筋膜を柔らかくし滑りを良くして、解きほぐすことを『筋膜リリース』と言います。膜はがしと呼ばれることもあります。
筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。
筋膜リリースとは、筋膜の委縮・癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻すことを言います。
筋膜リリースがときに『筋膜はがし』と翻訳されて呼ばれる理由もここにあります。

筋膜リリースの効果
・身体の柔軟性改善
筋膜リリースを行うことで筋肉の伸びがよくなり、筋肉同士の癒着がなくなることでそれぞれの筋肉の自由度が増します。
そうすることで身体の柔軟性が高まり、手足が伸ばしやすくなったり可動域が拡大するなどの効果がみられます。
・肩こりや腰痛の改善
デスクワークでずっと同じ姿勢でいると、肩が萎縮して段々と固くなってくることはありませんか。
これが、肩こりの症状です。
また、ずっと立ちっぱなしでいると、腰の周りの筋肉が硬直して腰が曲げにくくなることもあります。
これは、筋膜が萎縮によって痛みや不調が出ている状態です。筋膜をリリースすると筋肉が正常な状態に戻るといわれています。
・美容やダイエットにも
筋膜リリースは美容やダイエットにも効果が期待されています。
ポイントは血液の流れが良くなるということです。
筋肉が固まって動きが鈍くなるとリンパの流れも、滞ってしまいます。
すると、老廃物がたまりやすくなり、むくみを引き起こします。
他にも血流が良くなり、基礎代謝が上がるといわれています。
基礎代謝がアップしたということは、それだけ痩せやすい体になっていると考えられます。
ダイエットのための食事制限や運動と一緒に筋膜リリースを行えば、相乗効果が期待できるかもしれません。

自分でできる筋膜リリースのやり方
フォームローラーまたはストレッチポールのような丸太状のものをリリースしたい部位に直角にあて、気持ちよい程度に軽く圧迫しながら前後に転がします。
身体の前面であればフォームローラーを手に持って行うことができますが、身体の背面など難しい場合はストレッチポールを床に置いてその上に乗り、体重をかけながら転がすのも効果的です。

筋膜リリースで効果を得るために気をつけたいこと
・鈍痛のあるところを伸ばすようにする
鈍痛のある箇所が、筋膜が萎縮している場所です。
その周辺を中心に筋膜リリースすることにより、効率良く筋膜リリースの効果を得られるでしょう。
・痛みを感じない程度にする
筋膜リリースをするときに痛みがある場合は、体に負担がかかり過ぎている可能性があります。
筋膜リリースをしているときは、気持ちよさを感じられる程度にしましょう。
萎縮した部分を伸ばすときは、気持ちがいいと感じるくらいなので、痛いと感じたら、力を入れ過ぎずに加減しながら行いましょう。
もちろん、激しい痛みが出るよう場合には筋膜リリースの効果を得る以前に体に負担がかかりすぎてしまっているので中止しましょう。
・焦らないでじっくり行う
慢性的な症状の場合は、ある程度の期間が必要です。効果に即効性を求めないで、焦らずにじっくりと筋膜リリースを行いましょう。
一度にたくさんするのも体に負担がかかります。
10〜20秒を1セットとして、1箇所の筋膜リリースは3〜5セットほどを目安にすると良いでしょう。
焦らずに気長にすることで、体質改善にもつながり、結果的に良い方向へ向かうことがほとんどです。
[記事提供:芸能人が日本一通うApple GYM(アップルジム) https://applegym.jp/]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。