東海オンエア

写真拡大 (全5枚)

人気ドラマや映画のロケ地とそのご当地グルメによる地域同士のPR合戦イベント「全国ふるさと甲子園」。

【東海オンエアと岡崎市の蜜月にみる、「YouTuberと行政」の幸せな関係の画像・動画をすべて見る】

全国津々浦々、55地域が集まり「行きたいまちNo.1」の称号を秋葉原で争うイベントだ。開催日は8月24日(土)。今回で5回目の開催となる。

数ある地域の中で特に注目を浴びているのは、去年グランプリに輝いた愛知県・岡崎市。人気YouTuberグループ・東海オンエアの活動拠点となっている岡崎市は、彼らと緊密に連携することで市全体を盛り上げることに成功している。

今年は前回王者としてイベントに参加することが決まっている岡崎市。一体どんなグルメを打ち出してくるのだろうか。

1日で日本全国を満喫「全国ふるさと甲子園」

全国ふるさと甲子園は、全国から人気の映画・ドラマのロケ地=聖地が一堂に会し、それぞれのご当地グルメをPRし合い、一般来場者と審査員の投票で「行きたいまちNo.1」を決めるというイベント。

君の名は。』『艦隊これくしょん−艦これ−』『永遠の0』などの人気映画やアニメの舞台になった地域のグルメが一度に楽しむことができ、「聖地巡礼のお得パック」的な体験ができる人気イベントだ。



そうした人気タイトルの聖地が多く名を連ねるなか、去年グランプリを獲得したのは岡崎市だった。

初出場ながら、YouTuberである東海オンエアとうまく連携し作った岡崎特産・八丁味噌を押し出したグルメが好評だったという。

岡崎観光伝道師「東海オンエア」

グランプリを獲得した昨年の様子

YouTuberはインターネットと撮影機材と面白い企画があれば基本どこにいても動画を投稿できる。

そのため、静岡に在住しているはじめしゃちょーさんのように、上京したりせずに地元を拠点に活動しているYouTuberも多い。

東海オンエアの6人は、自分たちが生まれ育った「岡崎」というワードを動画の中で頻繁に口にしている。そのため視聴者は、直接の言及がなくても彼らの岡崎への愛を感じることができる。



そんな彼らは、2016年8月に岡崎市から「観光伝道師」という役職に正式に任命され、毎年任命式に参加している。



観光伝道師に任命されてからは、岡崎市と連携した動画を多数投稿。それらの動画の概要欄には、「撮影協力:岡崎市」とクレジットされている。

市の協力がなければ実現できない企画を撮影する時に協力してもらっているのだ。(外部リンク





一方、地元の催事には東海オンエアが出演して会場を盛り上げる役割を果たしている。この協力体制によって、東海オンエアと岡崎市は人気を相互的に伸ばしている。

岡崎市の今年の勝算は?

今年はイベント史上初の2連覇を目指すという岡崎市と東海オンエア。

会場では岡崎特産の「八丁味噌」と地鶏「岡崎おうはん」を使用した「おかざきカレーパン」を販売。味噌の深みを得たカレー餡がもちもちのパン生地とマッチした今年発売したばかりの新グルメだ。

また、東海オンエアと岡崎市がコラボした「岡崎八丁味噌焼きそば」や、東海オンエアのチャンネルアイコンになっている「オンエアバード」が焼印された「ちょこっと東海オンエアまんじゅう」なども販売されるという。

この3つのグルメは東海オンエアの動画ですでに紹介されている。


(9:00あたりからおかざきカレーパンの紹介をしています)

YouTuberというと、過激な動画投稿によってたびたび炎上する──。そういうイメージを持っている人も少なからずいるだろう。しかし、ここ数年はテレビCMや商品のイメージキャラクターなどにも起用され活躍の場を広げている。

このように一般企業とのコラボはもはや珍しくないが、木下ゆうかさんのように行政と連携するYouTuberも台頭してきている。



そしてこの行政×YouTuberの最たる例が、岡崎市と東海オンエアの関係性であると筆者は思う。

全国ふるさと甲子園は、その成果を存分に発揮できる晴れの舞台だ。今年はイベント会場に東海オンエアのメンバー6人全員が売り子として参加することもあり、2連覇も十分可能だろう。