フメルス「ドルトムントでのタイトル獲得はより意義深い」
マッツ・フメルスが戻ってきた。バイエルンでブンデス3年連続優勝を果たし、2008年から2016年まで過ごしたボルシア・ドルトムントでも2度その美酒を味わっている選手だ。そんな30才のベテランDFは、今夏のドルトムントにおいて目玉の1つの補強ともいえ、特にそのリーダーシップへの期待がかかる。「いいプレーをみせ、そしてチームが苦難に喘ぐ時に責任を負うこと。その期待に応えていきたい」とフメルス。「ただピッチに立てば良いなんて考えはない」とも強調した。
そして間も無くして57度目となる、ブンデスリーガ開幕戦を迎えることになり、9度目の頂点を目指すドルトムントも加え、優勝争い激化への期待感は高まる。「ドルトムントでタイトルを獲得することは、他よりもより価値のあるものだ。特にこのクラブ、スタジアムなどの雰囲気からも、大きな意欲が湧いてくるというものだよ。乗ってくると、特別に熱狂的に盛り上がる人々がいるしね」と述べ、またハンス=ヨアヒム・ヴァツケ代表とのコンタクトが切れたことがないことも明かした。「3年のバイエルン時代でも、決しておざなりになることはなく、何度もコンタクトはとっていたよ」