バイエルン・ミュンヘンはひとまず、一人目のウィングの補強に成功した。インテル・ミラノで苦境に立たされていたイヴァン・ペリシッチが、レンタルにて加入することになる。「ドイツに戻ってこれて嬉しいよ。バイエルンは欧州のビッグクラブの1つ。ブンデスリーガだけでなく、ドイツ杯、さらにはチャンピオンズリーグにおいてもタイトル争いに加われる」と、ペリシッチはクラブ公式にて声明を発表した。

 8年前に移籍したボルシア・ドルトムントでは、2011年にリーグ制覇、翌年にはドイツ国内二冠を達成した経験をもつペリシッチは、2015年にドイツ杯を制覇したヴォルフスブルク時代も含めブンデス112試合に出場(27得点)。その後に移籍したインテルではセリエA141試合に出場(37得点)しており、さらにヨーロッパリーグでは32試合(6得点)、チャンピオンズリーグでは17試合(1得点)出場。

 加えてクロアチア代表においても、昨夏にロシアで行われたワールドカップでは準優勝を果たすなど、豊富な経験をもち、またニコ・コヴァチ監督とはその代表監督時代から互いを知る仲でもある。なお契約には買い取りオプションも付随しており、kickerが得た情報によれば、レンタル料は約500万ユーロ。インテルとの契約は2022年まで。