ドイツ杯初戦では1回戦突破を果たした1.FCケルンだが、しかしながらその代償は高くついてしまったようだ。ビルガー・フェルストラーテとルイス・シャウブの2選手が、週末に迫ったブンデスリーガ開幕戦での出場が危ぶまれる状況へと陥っている。

 この試合では幸先よく2得点を奪うも、間も無くしてGKティモ・ホルンがミドルシュートを前方に弾いてしまい、それを詰められて失点。さらにかなりの距離のある位置からロングシュートを決められ同点に。ケルンはさらに1点を返すも、今度は守備陣が崩されて同点のままPK戦へともつれこんだ。

 しかしこの窮地を救ったのが、そのティム・ホルン自身だった。ヴィースバーデンが試みた5本のPKのうち、実に3つを止めて3−2で辛うじて2回戦へと進出。ホルンは「勝ち抜けられて嬉しい。GKにとっては、何よりものこころの傷への薬だ。ただ不必要にハラハラする展開にしてしまったが」とコメント。

 「2−0とリードして、試合を完全に自分たちのペースん持ち込んでいたというのに、それを不用意にまた手放してしまったんだ。3失点を喫してしまうというのは、決して満足できることではない。それに簡単にロストしてしまったところもあったよ。それは前半から見られていたものだ。むしろヴィースバーデンがリードしていてもおかしくはなかったくらいだ。開始から10分はそこまでよくなかったと思う」と言葉を続けた。


 だがこの試合ではその3点目を決めた、途中出場のルイス・シャウブが、左足首を捻るアクシデントで負傷。そのためヴォルフスブルクとの開幕戦での出場が疑問視されることとなった。さらにPK戦でもキッカーを務めたビルガー・フェルストラーテだが、そのときにも既に膝に負傷を抱えていたと見られており、外側半月板に問題を抱えていたという。「ただ二人とも、組織的な損傷が見られなかったのは、不幸中の幸いだった」と、バイアーロルツァー監督はコメント。ただそれでも、開幕戦で両選手が欠場となれば、指揮官にとっては頭の痛い問題だ。

 またこの試合で足首に打撲を受けていたマルコ・へガーについては、月曜日には筋肉系の問題を抱えるキングスレイ・エヒジブエや、足首に問題を抱えるフロリアン・カインツらと共に、回復にむけた調整を行なっており、土曜日の試合では再びオプションとなる見通し。同じく、鼻を強打したヨナス・ヘクターも、引き続き出場することは可能のようだ。