これまでドイツ杯初戦における総観客動員数の最多記録は、2015/16シーズンに記録した368万8304人、1試合平均換算で1万1150人というものであったが、2019/20シーズンでは、月曜日に4試合を残している時点で、わずか916人差となる36万7388人を記録。そして最終的には、総観客動員数43万7269人(1試合平均1万3664人)と、大幅な新記録樹立となった。

 さらに1回戦ではレディングハウゼン(2236人)、リューベック(1万1500人)、ヴルツブルク(1万3090人)、ケムニッツ(1万3130人)、マンハイム(2万4302人)、アーヘン(3万861人)、ブレーメン(4万1500人)、ハレ(1万3500人)、ロストック(2万4千人)、そしてコットブス(2万602人)の10試合で完売を記録。

 加えてヴェーザー・シュタディオンにて行われた、アトラス・デルメンホルスト主催扱いのブレーメン戦では、アマチュアクラブ主催としては最多となる4万1500人動員を記録。これまでは、1.FCケルンの本拠地ライン・エネルギー・シュタディオンにてゲルマニア・ヴィンデックが、バイエルン・ミュンヘンを迎え撃った2010年の4万1000人となっていた。