奥穂高岳間近にそびえる岩峰のジャンダルム(中央)

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 岐阜県高山市の北アルプス・奥穂高岳のジャンダルム(3163メートル)で11日午前7時ごろ、「登山者が滑落した」と、目撃した別の男性登山者が119番通報した。

 県警山岳警備隊が約1時間40分後に付近で滑落者の姿を確認したが、天候が悪化して捜索を中断。捜索を再開した12日、男性の遺体を見つけた。

 高山署によると、遺体で見つかったのは千葉県浦安市高洲の会社員苅部裕基さん(49)。死因は外傷性ショック死。苅部さんは稜線(りょうせん)から約100メートル滑落したとみられる。

 県警に提出された登山届によると、奥穂高岳の山頂近くの穂高岳山荘を11日朝に出発し、単独で西穂高岳へ向かう予定だったという。