ソフトバンクのミランダ

写真拡大

○ ソフトバンク 2 − 0 日本ハム ●

<19回戦・ヤフオクドーム>

 首位のソフトバンクは3連勝。2位の日本ハムを直接叩き、ゲーム差を5.5に広げた。

 ソフトバンクは0−0の5回、一死から代打・福田が絶妙なバント安打で出塁すると、続く9番・甲斐との間で鮮やかなヒットエンドランが決まり、一死一、三塁の好機を作った。1番・明石の打席で、一走・甲斐が二盗に成功。好機が一死二、三塁に広がったあと、明石が先制の2点適時打を中前へ運んだ。

 先発のミランダは不安定な立ち上がり。3回、4回と2イニング連続で満塁のピンチを背負ったが、何とかゼロを並べ続けた。5回までに5四球を与え計99球。それでも要所を締め、2安打無失点で6勝目(3敗)を挙げた。粘った左腕は降板後「初回からコントロールに苦しんで球数が多くなってしまったことは、しっかり反省しなければいけない。でも、ランナーを出してからも集中して投げることができたし、野手のみんなの力もあって、点を与えなかったというのは自信にしたい」と話した。

 2点リードの6回以降も甲斐野、高橋純、モイネロ、森が無失点。完封リレーで試合を締め、森は23セーブ目(2勝3敗)をマークした。