左側の守備陣の補強を目指しているボルシア・メンヒェングラードバッハだが、もうまもなくして決着を見ることになるかもしれない。ラミー・ベンセバイニの獲得間近にまで迫っていると見られているところであり、金曜日にレンヌの会長が仏紙レ・キップへ、これを認める発言を行なった。「我々は合意までそれほど離れてはいないところにあるよ」

 2020年まで契約を残す24才のDFの獲得には、移籍金としておよそ1000万ユーロほどが必要と見られているところであり、すでにkickerではニース所属のマラング・サールへの関心をお伝えしていたが、しかしながら移籍金2000万ユーロという金額はあまりにグラードバッハにとって高額。そういった背景もあり、ベンセバイニへと白羽の矢が立った格好だ。

悪天候の中、虎の子の1点を守りきったグラードバッハ


 なお金曜に行われたマルコ・ローズ監督の初陣、ドイツ杯初戦では激しい雨の見舞われるなかでの厳しい状況の中で行われ、さらに前半18分にテュラムがマークした先制点を、守護神ヤン・ゾマーらの好セーブなどで守りきる苦しい展開となったが、それでもなんとか1−0で勝利。マックス・エベールSDは「両チームともに素晴らしいメンタリティを姿勢をみせていた。タフな試合だったよ。それでもアンフェアなものは見られなかったし、選手たちはうまく戦ってくれた」と賛辞をおくった。