ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める佐々木主浩氏

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○ DeNA 5 − 4 中日 ●

<18回戦・横浜>

 DeNAが乙坂智の犠飛でサヨナラ勝ち。

 2点を追う8回に伊藤裕季也の2ランで同点に追いつくと、9回に先頭の大和の二塁打、桑原将志の投安、筒香嘉智の敬遠で満塁となりサヨナラのチャンスを作る。ソトは打ち取られたが、続く乙坂の犠飛でサヨナラ勝ちを収めた。

 10日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−中日戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は「勝ちましたけど、やっぱり僕は2回の攻撃ですね。今日はもっと楽に勝たないといけないです。2回の強攻策というのは、この先、巨人、カープとの戦いの中で、反省して欲しいと思いますね。他の野手だったらしょうがないなと思うんですけど、石田ですからね。ちょっと考えなきゃですよね」と2回の攻撃に苦言を呈した。

 2回の攻撃を振り返ると、0−1の2回、先頭の細川成也が四球、続く嶺井博希が安打で無死一、二塁とチャンスを作る。ここで打席には、投手の石田健大。石田はバントを試みるも、2ストライクと追い込まれる。2ストライクから3球目もバントの構えを見せるも、バスターに切り替えバットに当てたが、最悪の投ゴロダブルプレー。

 佐々木氏はダブルプレー後に思わず、「考えられないですけどね。三振したとしても、バントでいい場面。これが一番ダメなことですよ。最悪一死一、二塁で大和、神里ですから、ここに任せればいい。ちょっともったいないというか、う〜ん」とこの攻撃に納得がいかない様子だった。

(ニッポン放送ショウアップナイター)