結婚した人のうち「婚活サービス」利用者は3割超で過去最高、使っているのは「ネット系」

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 2018年に結婚した人の32.3%が婚活サービスの利用経験があり、婚活サービスを通じて結婚した人の割合は12.7%となった。アプリやサービスに対する印象は、男女や利用の有無で異なっている。

 株式会社リクルートマーケティングパートナーズが運営するリクルートブライダル総研は7月30日、「婚活実態調査2019」を発表した。調査期間は、1次調査が2019年5月20日から27日。2次調査が2019年5月27日から5月31日。

 20代から40代の男女5万名を対象にした1次調査の結果によると、2018年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用していた人は32.3%となり、2000年以降で過去最高を記録した。また、婚活サービスを通じて結婚した人の割合は12.7%で、内訳は「ネット系婚活サービス」が7.4%、「婚活パーティ・イベント」が2.9%、「結婚相談所」が2.4%だった。

 続いて、独身者を対象に婚活サービスの利用状況を聞くと、利用経験者は23.5%となり、前回調査の18.1%から上昇した。婚活サービスごとの利用経験割合(複数回答)は、「ネット系婚活サービス」が16.5%で前回比4.5ポイント上昇して全体を底上げしたほか、「婚活パーティ・イベント」が同0.8ポイント上昇して9.2%、「結婚相談所」が同0.8ポイント上昇して5.5%になった。

 20代から40代の独身男女2,400名を対象にした2次調査では、利用経験別に婚活サービスに対するイメージを聞いた。「今後、婚活・恋活サービスを利用する人が周りで増えていきそうか」と聞くと、「そう思う(非常にあてはまる/あてはまるの合計・以下同じ)」と回答した人は、利用経験者で55.6%、非利用者で32.3%だった。

 他方、「婚活・恋活サービスは面倒くさいと思うか」と聞くと、「そう思う」と回答した人は、利用経験者で44.9%、非利用者で62.5%。「婚活・恋活サービスはお金がかかりそうか」と聞くと、「そう思う」と回答した人は、利用経験者で55.8%、非利用者で70.4%となった。このように、婚活サービス利用経験者ほど、サービスをポジティブにとらえる傾向があるようだ。

 一方、マッチングアプリに関する情報を配信している「マッチングアプリなび」は、20代から30代の男女200名を対象に「マッチングアプリ・サービスに関するアンケート」を実施し、その結果を7月23日に発表した。調査期間は5月から7月初旬にかけて。マッチングアプリは出会いを求める男女を結びつけるアプリのこと。

 マッチングアプリを「利用したことがある」と答えた人は、男性では43.0%、女性では24.5%。

 マッチングアプリの印象を聞くと、男性では37.5%が「出会いに有効なツール」と回答しているが、「興味があるが不安はある」(15.4%)や「サクラが多いというイメージがある」(8.7%)といった印象を持っている人もいた。

 女性では33.3%が「出会いに有効なツール」と回答したほか、「結婚相談所より手軽にできる」「周囲で結婚した話を聞く」がともに4.6%となっている。その一方で「出会い系のイメージが強い」(7.6%)や「犯罪に巻き込まれそう」(6.9%)といった印象を持っている人もいた。

サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]

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