3本塁打を浴び6回4失点で降板したカブス先発のダルビッシュ

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○ レッズ 5 − 2 カブス ●

<現地時間8月9日 グレートアメリカン・ボールパーク>

 カブスのダルビッシュ有投手が9日(日本時間10日)、敵地でのレッズ戦に先発登板。6回を投げ切ったものの3被弾で4点を失い、今季6敗目(4勝)を喫した。

 初回、3者連続奪三振スタートを切ったダルビッシュ。しかし1点リードの2回、無死二塁から5番・アキーノに、力で右翼席最前列へ運ばれる逆転2ランを浴びた。4回は先頭の3番・スアレスに初球のスライダーを完璧に叩かれソロ被弾。5回はテンポ良く3者凡退で終えたが、6回にも2番・ボットにソロ弾を左中間席へ運ばれ、1−4と点差を広げられた。

 ダルビッシュは7回の攻撃で代打を送られ降板。6回78球で終始テンポ良くアウトを重ねたが、4安打9奪三振4失点で敗戦投手となった。1試合3被弾は5月25日(同26日)のレッズ戦に続き今季ワーストタイ。防御率は4.43となった。

 カブスは打線も沈黙。初回に先制点こそ奪ったが、インディアンスからレッズにトレード加入したバウアーの前に7回まで1得点。右腕に移籍後初勝利を献上した。