マキシミリアン・フィリップが2年間過ごしたボルシア・ドルトムントを後にし、ロシアのディナモ・モスクワへと移籍することが明らかとなった。これは金曜日に発表されたもので、新天地とは2023年までの契約を結んでいる。

 「ドルトムントでプレーすることは、僕にとっては特別なことだった」と語った同選手は、「これまで支えてくれたドルトムントファミリーに感謝の気持ちを伝えたい。ただ僕の年齢ではまず何よりも多くプレーすることが大切なんだ。だから今回の新たな挑戦を楽しみにしている」と言葉を続けた。

 なおkickerが得た情報によればドルトムントは、今回ん移籍により2000万ユーロをディナモ・モスクワから手にすることになり、これは2017年にフライブルクからドルトムントが獲得した際に支払った金額と同額だ。

 これまでの2年間でフィリップは、ブンデス38試合に出場して10得点4アシストをマーク。昨季はリーグ戦18試合に出場してはいたものの、しかしながらファヴレ監督下ではジョーカーとしての起用が主となっていた。

 一方でディナモ・モスクワでは、かつてシャルケやグラードバッハでプレーしていたロマン・ノイシュテータや、ハノーファーやシュトゥットガルトでプレーしていたコンスタンティン・ラウシュらも在籍しており、さらに先日では同じドルトムントからアンドレ・シュールレが、スパルタク・モスクワへと移籍している。