アーセナルに加入したDFダビド・ルイス

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 アーセナルは移籍ウインドー最終日の8日、チェルシーから元ブラジル代表DFダビド・ルイス(32)を2年契約で獲得したと発表した。背番号はかつて黄金時代を築いたDFソル・キャンベルが着けた『23』。イギリス『BBC』によると、移籍金は800万ポンド(約10億3800万円)だという。

 ブラジルのビトーリアでキャリアをスタートさせたD・ルイスはこれまで、ベンフィカ、チェルシー、パリSGでもプレー。アーセナルのウナイ・エメリ監督とはパリSG時代以来の再会となる。

 アーセナルは今夏、すでにDFローラン・コシールニーのボルドー移籍が決定。さらにDFシュコドラン・ムスタフィにも関心が寄せられており、センターバックの補強は急務となっていた。

 エメリ監督はクラブを通じて「ダビドは非常に豊富な経験があり、再び共に仕事ができることを楽しみにしている。彼はよく知られている選手であり、われわれに守備の強度を加えてくれるはずだ」と期待している。

 一方、チェルシーにとっては大きな痛手。イギリス『デイリー・テレグラフ』はフランク・ランパード監督がD・ルイスをトレーニングに参加させなかったことに触れ、両者の関係性が悪化していたことを報じている。

 なお、アーセナルは移籍ウインドー最終日、スコットランド代表で左サイドバックを務めるセルティックDFキーラン・ティアニー(22)も獲得。『BBC』によると、移籍金は2500万ポンド(約32億円)に及ぶという。